東南アジア一周の旅〜ある国で睡眠薬を飲まされ全て取られた編〜

趣味

こんにちは!トトゴリラです!

最初からオチ言っちゃってますが、、、

今日はある国で睡眠薬を飲まされ全て取られた話を書きます。

みなさん睡眠薬強盗って都市伝説と思っていませんか?
私自身、地球の歩き方で昔にあった被害だと思ってました。

まさか自分が睡眠薬強盗にあるとは全く考えもしてなかったんです。

もし、みなさんが今後海外に旅行に行かれる場合は本当に注意してください。

実際に被害にあった人がここにいます。。。

私みたいな失敗をする人が今後いなくなるように、この記事がお役に立てたら嬉しいです。

では、その時の状況を詳しく書いて行きますね。

ある国の観光地で

その日、私はある国の観光地にいました。

道を歩いていると、ストリートバスケをしている子どもたちがいました。
声をかけてみると一緒にバスケをすることになりました。

バスケと言っても通常よりかなり小さいリングとボウルで遊びなんですけどね!

1時間ぐらい一緒に遊んで
子どもたちと仲良くなり
やっぱり旅は現地の人との交流が醍醐味だよな〜♪

と思ってました。

この考えと気の緩みが、後に大変な事態になるとも知らずに・・・

 



写真を撮って欲しいというお願い

子どもたちとのバスケも終わり、近くの観光スポットに行くことに。

観光スポットに行くと残念ながら今日は閉館日とのこと。。。

仕方なく、次に行く観光スポットを探していると、3人組みのおばちゃんが「写真撮って!」と声をかけてきました。

「OK!」と返事をして写真を撮ってあげることに。

写真を撮り終わると、向こうの一人が
「どこから来たの?」
「私たちも観光してるの!」
「一緒に観光しない??」

と声をかけてきました。

行くはずだった観光スポットも閉館日だし、さっきの子どもたちとのバスケみたいに現地と人との交流も良いかなと思い、一緒に観光することにしました。

まずは教会に連れて行かれて
「私たちは毎週こうやてお祈りしてるの」
と教えられ一緒にお祈りをしました。
(恐らく神様を熱心に信じているという印象をあたえて信じさせようとしたんですね。もしくはこの後の犯罪を許してもらう為なのか・・・)

教会を出ると14時ぐらいだったので
みんなで昼ごはんを食べることになりました

歩いて近くのご飯やさんに入り、そこでオススメのメニューを注文し、みんなで昼ごはんを食べました

食べている時は
「日本のどこから来たの?」とか
「どこの国行ったの?」
「この国ではどこの観光行ったの?」
「今はどこのホテル泊まってるの?」
とかいろいろ聞かれました。

すると、一人の女性が
「この国では日本の歌がすごく流行ってるんだ!」
と言ってカラオケを始めました。(時間稼ぎだったんでしょうね)

私は「へ〜日本の曲ってそんなみんな知ってるんだ〜」と思って聞いてたんですけど

ご飯食べ終わってお会計に行こうとした瞬間

あれ?

記憶がない。

気付いたら自分が泊まっていたホテルの部屋にいました。

時計を見るとご飯を食べていた時から22時間が経っていました。。。

一瞬で「あ、やられた」と思いましたね

頭はガンガンするし
記憶もないし
身体もふらふら。。。

意識を集中させ、荷物を確認すると

携帯もタブレットも現金も無くなっていました。

あったのはクレジットカードとパスポートだけ。

意識が戻って朦朧とする中、部屋に置いてあった飛行機のチケットと少しの荷物だけ持ってなんとか日本に帰って来ました。。。

チケットは事前に取ってたんですよ。

この被害に会う3日前ぐらいに、日本にいる友達と連絡を取ってたんです。

友達というか何回もフラれている絶賛片思い中の女の子だったんですけど(笑)
たまたま私が帰る日に、その子も実家から戻って来るみたいで空港にいるって聞いてたんです。

意識は朦朧の中、そのことだけは覚えてたんですね(笑)

なんとしてもこのチケットで日本に帰らないとあの子に会えない!!!!
みたいな(笑)

アホか!
と思われるかもしれないんですが、睡眠薬を飲まされて意識が朦朧になると、ちゃんとした判断ってできなくなるんです( ; ; )

単純な判断というか、睡眠薬を飲まされる前に考えてた行動しかできないというか・・・

兎にも角にも、殺されるかもしれないと思って必死で日本に帰ることだけを考えてました。

少しの荷物とチケットを握り締め、ホテルを出ましたが

正直、どうやって帰ってきたのか全く覚えてないです。

お金持ってなかったのにどうやって帰ってきたんやろう・・・

タクシーで空港に行き
韓国でトランジットして
なぜかかき氷食べた覚えだけあるんですが
それ以外は一切記憶ないんです。

日本に帰国し、とりあえずその子に会いに行こうと思いきや・・・

携帯も取られてる!!!ヽ(;▽;)ノ

とりあえず、意識が朦朧の中、必死に考え

「学生だから格安航空だよな。確か実家は〇〇県だったよな。それやったら第二ターミナルだよな」

と、よくあの意識の中で考えられたなと今でも自分を褒めてあげたいです(笑)

人間ヤバイ状況の時には不思議な力を発揮できるもんですね!!

そして、来るかもわからないその子を空港のゲートで待ち続けました。

どれぐらい待ったか
意識がないので分かりません。。。

もう帰ってしまったかな。
と最終便まで待ってたところ

その子がゲートから出てきたんです!!!

ほんま奇跡かと思いましたねヽ(;▽;)ノ

とりあえず私は
髭ぼうぼうで
タンクトップにタイパンツを着て
日焼けで真っ黒になり
ミサンガを何十本も付け
首から象の首飾りをかけ
意識朦朧で変わり果てた姿になっており
その僕の姿をみて、その子は引いてたと思います(笑)

日本に帰ってきた直後の祇園祭

よく他人のフリせず助けてくれたね(笑)

まあ、事情を説明し、出発の地であった知り合いの居酒屋に連れて行ってくれることになりました。
本当に感謝😭

最終バスに飛び乗り、なんとか地元へ。

こうして命からがら地元に帰ることができました。

 



日本に帰国してからわかったこと

あとでわかったことなんですが
パスポートを取ってしまうと国に帰れなくなって事件が発覚するので
パスポートやクレジットカードなど足の付く物は取らないみたいですね。

泊まっているホテルを聞いてたのも
事件発覚を遅らせるために
わざわざ私をホテルに戻したみたいです。

後日、ホテルに電話して状況を教えてもらうと

その日、男の人が私を担いでホテルのベルボーイに

こいつ、ちょっと飲み過ぎたから部屋に返してあげて欲しい」と行って

私をベルボーイに預けて消えたそうです。

私に睡眠薬を飲ませたおばちゃん達は雇われマフィアで、バックに本当のマフィアがいたんでしょうね。

みなさん。海外はとても素晴らしく楽しいところですが、本当に危険なところもあります

本当に気を付けてください

 



まとめ

私は命があって本当によかったと思いました

場合によっては命を失うこともあります

女性の方は特に気を付けた方がいいと思います

海外の旅をして身を持ってわかったのが

自分の命は自分で守る

ことです。

慣れてきた時が一番危ないです。

全てを疑えというわけではないですよ。

世の中優しい人もいっぱいいます。

たまたま私が悪い人に引っかかっただけかもしれません。

でも、こういう経験をした人は私だけではないと思います。

できるだけ現地の人と絡んで行こうという考えが甘かったです。

人を見極めるというのは本当に大事。しかし、これが本当に難しい。

海外を楽しんで欲しいですが、くれぐれも最後まで気を抜かず
安全な旅行にして欲しいです♪( ´θ`)ノ

私は東南アジアを旅していて、多くの人と出会いました。

犯罪に手を染める人
人をだます人
他人を蹴落とそうとする人
マイナスな面をもった人をたくさん見ました。

でもそれ以上に
助け合い
自分の夢を追いかけ
誰かの役に立ちたい
面白いことに挑戦したい
という人に出会いました。

私は後者の方が好きだし、そんな人になりたい。

そして、多くの純粋な子どもたちと仲良くなりました。

私はこの旅で、本当に大変な目に会いましたが、旅をしてよかったと思います。
そして、あの純数な子どもたちには犯罪などに手を染めずしっかりとした大人に育って欲しいと心から願っています。

では、今日もみなさんが良い一日を過ごせますように。またね。

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